先日、不眠症で悩んでいるうつ病の知人を治せますか?と相談を受けました。
不眠症もうつ病も、正しく治療し、正しく養生すれば治るものです。
しかし、大事なのは「本人に治す気があるかどうか」です。
ですから、その方には、「まず本人に治す気があるかどうか確かめてください。本人に治す気があることがなければ、治すことはできません。」とお答えしました。
時々、家族や友人を無理に連れてこられるケースがありますが、本人に治す意思や気力がなければ、まずうまくいきません。
本人の希望で治療に来られる場合も同様です。
「この症状が消えてきたということは、よくなってきている証拠だから、がんばって治そうね!」
と励ましても、
「でも、まだ○○の症状が残っているし、まだまだしんどいです。。」
となる人は、なかなか治りにくいのものです。
「まだ症状は残っているけど、これだけ楽になっただけでもありがたいです!」
となる人は、たいていの場合はよくなるのが早いのです。
『病は気から』とはよくいったもので、まずは病に立ち向かう力、負けない気力が大事になってきます。
病んでいるときの辛い気持ちや、しんどい気持ちはよく分かります。
ですから、まずは鍼で心と身体を調えましょう。
そうすれば、徐々に気力も湧いてきます。
その時に、病に対してどう向き合うか。
最終的に病を治すのは自分自身です。
病に負けず、絶対に治してやるという心持で克服しましょう。
お電話ありがとうございます、
輝鍼灸院でございます。