ここ最近、胃腸炎がとても流行っているようです。
当院でも胃腸炎を治療することが増えています。
さすがに症状が激しいときは来院すること自体が難しいことが多いので、実際に診させていただくのは、ある程度症状が落ち着いてからということになります。
症状がうまく経過し、すっきり治ってくれればよいのですが、罹患したときの体調によっては腹痛や吐き気、食欲不振などの症状が残る方もおられます。
そういった場合であっても、鍼灸で治療を行うことは可能です。
胃腸炎を治すツボといった都合のよいものはありません。
症状を詳しく伺い、脈や舌、全身のツボの状態を観察し、胃腸炎といっても、どのようなタイプの胃腸炎なのかを鑑別し、その状態に適したツボを選び抜いて適切な鍼を施します。
症状でいえば、嘔吐のみ・下痢のみ・嘔吐も下痢もともなう・食欲不振をともなうなど、それぞれに対して使うツボは変わってきます。
また養生としては、症状が軽くなってきたときに食欲が過剰になることがありますが、その時に食欲に合わせて食べ過ぎないようにすることが重要になってきます。
もし胃腸炎後の症状がすっきりせずお困りの際は、早めにご相談ください。
お電話ありがとうございます、
輝鍼灸院でございます。