食べなくても太れる。
ちょうど1年ほど前から通われている患者さん。
50代の女性です。
原因不明の腹痛、軟便、眩暈、不安感、結石などに悩まされていました。
いろいろと症状はあるものの、原因は胃の弱りだと見極め、徹底して胃腸を助ける治療を続けました。
はじめのうちは波があったものの、数か月もすると徐々にいろんな症状が落ち着き始め、今ではとても喜んで治療に通って下さっています。
その中でも、この患者さんが悩んでおられたのが、食べても食べても太れず、身体が細いことを気にしておられたそうです。
腹痛があり、食べても下してしまうのは分かっていても、細すぎる身体を苦にして、無理に食べていたようです。
しかし、食べても食べても太ることができません。
胃腸が悪いせいで食べても消化吸収し、自身の身体の血肉に変えることができなかったのです。
治療当初から私がアドバイスしていたのは、「今は無理に食べる必要はありませんよ。身体が良くなってくれば、自然と食欲が湧いてきますし、それほど大量に食べず、普通に食べるだけでも勝手にお肉が付いてきます。」というものでした。
治療を進めていく中で、私としては患者さんの身体に肉が付き始めていることを察知していたので、それを告げていました。
患者さんは「ほんとですか?」と半信半疑だったようですが、昨年末に1年間で1.5㎏体重が増えたことを報告してくれました。
食べても食べても太れない。
意外とこういった悩みのある方もいらっしゃいます。
これには何らかの原因があるはずです。
原因が分かり、それに対して適切な処置を施せば、きっとよくなります。
お電話ありがとうございます、
輝鍼灸院でございます。