頻尿(小便頻数:しょうべんひんさく)の原因
頻尿(小便頻数)とは?
尿の回数が明らかに増大することであり、甚だしければ1日に数十回にもなります。
尿の回数の増加であり、尿量は多いことも少ないこともあり、昼夜の変化はありません。
弁証分型(タイプ別の特徴)
1. 膀胱湿熱
頻尿・尿意切迫・尿道の灼熱感・尿が混濁して濃く少量・口乾・口が粘る・下腹部が張る・便秘・発熱・紅舌黄膩苔・脈滑数
2. 腎陰虚
頻尿・尿が濃く少量・めまい・耳鳴り・咽喉や口の乾燥・頬の紅潮
不眠・腰や膝がだるく無力・身体の熱感・五心煩熱・盗汗・便が硬い
紅舌少苔・脈細数
3. 腎気不固
頻尿・尿がうすく多い・遺尿や尿失禁・顔色が白い・頭のふらつき・耳鳴・息切れ・呼吸困難・腰や膝がだるく無力・四肢が温まらない・舌質が淡で胖・薄白苔・脈沈細弱
4. 肺脾気虚
頻尿・尿がうすく多い・遺尿や尿失禁・咳嗽・つばやよだれが多い・頭のふらつき・息切れ・寒がり・元気がない・食欲不振・泥状便・淡舌白苔・脈虚弱
5.肝鬱気滞
頻尿に残尿感を伴う。
胸脇部が張る。下腹部が張って痛む。
めまい・頭痛・口が苦い・イライラ・怒りっぽい。
情緒の変動とともに増悪する。
まとめ
実際の臨床で頻尿の患者さんを施術させていただくことは多くあります。
頻尿にはこのツボといったものがあるわけではなく、あくまでどのような原因で、どのようなメカニズムで起こった、どのタイプの頻尿なのかを伝統医学的に分析し、それに応じた施術をしていくことになります。
病院の薬などでうまくコントロールできなかった頻尿であっても、鍼灸で良くなるケースは割と多くあります。
お悩みの方は一度ご相談ください。





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