自律神経失調症に対する当院の考え方、そして自分でできる対処法について解説している動画です。
自律神経失調症は伝統鍼灸の得意分野です。
「自律神経失調症」とは、自律神経系という内臓を調整する交感神経系と副交感神経系が体内でコントロールされていないことによって引き起こされる、数々の症状のことを指します。
いわゆる不定愁訴について、特定の器質的疾患がない場合に自律神経失調症と診断されることがあります。
症状の現れ方は人それぞれに異なり、同時に複数の症状が起こることも、時間経過とともに別の症状に置き換わることもあります。
自律神経失調症は正式な病名ではない。
西洋医学的に、自律神経失調症は正式な病気ではなく、はっきりとした診断基準も確立されていません。
自律神経失調症の原因としては、生活リズムの乱れ・ホルモンバランスの乱れ・ストレスなどが挙げられ、治療としては薬物療法とカウンセリング・生活指導などが中心となるようです。
当院における自律神経失調症の治療に対する考え方
前述の通り、西洋医学では自律神経失調症の原因を、生活リズムの乱れ・ホルモンバランスの乱れ・ストレスと考えているようですが、私は「ホルモンバランスの乱れ」は原因ではなく結果だと考えます。
生活リズムの乱れ、ストレス、飲食の不摂生、過労などが原因となり、結果として自律神経やホルモンのバランスが乱れるということです。
症状が軽ければ、生活リズムの改善・薬物療法・カウンセリングなどで良くなることもあるでしょう。
しかし、当院のような鍼灸院に来られる患者さんは、それらの治療法でも良くならない、効果を得ることができなかった方がほとんどです。
治りにくい原因の多くは、「強い外的ストレス」と「ストレスに対して過剰に反応してしまう心と身体」にあります。
鍼灸で「強い外的ストレス」自体を消し去ることはできません。具体的には、劣悪な家庭環境・プレッシャーの強い職場環境、これらの外的要因を鍼灸では改善できないということです。
しかし、鍼灸ではストレスを受ける側である心と身体を、ストレスに強い、ストレスに過剰に反応しない、柔らかでしなやかな状態にすることが可能です。
ストレスを受けにくい心と身体を作ることができれば、治りにくい自律神経失調症であっても、改善に導くことができると考えており、実際に当院では多くの結果を出してきています。
東洋医学は細かな症状に対応可能
自律神経失調症といっても、人によって症状は様々です。
どのような症状であっても、何が原因で、どのようなメカニズムで、その症状が発症しているのかを見極めることができれば、東洋医学的な鍼灸であれば対応することが可能となります。
病院や整体院、ほかの鍼灸院に行っても効果を得ることができなかった。そんな方でも、当院の東洋医学・伝統鍼灸専門の鍼灸を受けていただければ、きっとほかとの違いを実感いただけると思います。
お電話ありがとうございます、
輝鍼灸院でございます。