関節リウマチは伝統鍼灸医学の得意分野です。
意外に思われるかもしれませんが、関節リウマチは東洋医学や伝統鍼灸医学の得意分野の一つです。
東洋医学ではリウマチを痹病・痹証・痺病(ひびょう・ひしょう)と呼び、長い歴史の中で治してきた実績があります。
西洋医学ではリウマチは原因不明の疾患だとされていますが、東洋医学では関節リウマチの主な原因を風邪だととらえています。
「風邪がリウマチの原因?」と不思議に思われるかもしれませんが、風邪といってもいくつかの種類があり、自然界の風にあたって起こる風邪、湿気による風邪、寒気による風邪など、いろんなタイプの風邪があります。
風邪をひくことによって自然界における風・寒・湿といった邪気が体内に侵入し、体内における気や血の流れが塞がれることによって痛みや関節の腫れ、酷くなると関節の変形などが起こると考えるわけです。面白い考えでしょう?
ただ、私の臨床経験上、ただ風邪だけがリウマチの原因なのではなく、実際は多くのリウマチには精神的なストレスや疲労が関与していると感じています。
ストレスや疲労で肝臓に疲労を溜め込み、それにより気のめぐりが悪くなったところに風邪をひき、その風邪が引き金となって関節リウマチを発症する。このストーリーがもっとも多い発症パターンです。
ですから、実際の治療では精神的なストレスや疲労を取り去りつつ、風邪が関与しているようであれば風邪を治すための処置を行う。このような手順で施術していきます。
ネット上では関節の痛みや腫れがある部分に対して多くの鍼を刺したり、電気を流したりする施術の動画が流れていますが、伝統的な考えに基づく鍼灸の場合はそのような施術はしません。
原因を見極め、その原因を治すために必要なツボを見つけ出し、そのツボに対して鍼をうつので、患部に鍼を刺すことはあり得ません。
突然、手首や手指、肘や膝に原因不明の痛みや関節の腫れが生じ、病院でリウマチと診断されることもあれば、血液検査の数値上はリウマチではないとされたり、様々なパターンがありますが、リウマチと診断されようがされまいが、原因不明の関節の痛みや腫れという症状に対し、当院では施術をして治してきた多くの実績があります。
当院における関節リウマチの治療
これまで説明したように、関節リウマチの根本的な原因は、精神的なストレスや疲労がベースにあり、そこに風邪をひいたことが引き金となり発症することが多いです。
ですから、基本的には精神的なストレスや疲労を取り去る治療が主な内容となります。東洋医学ではストレスや疲労を肝臓に溜め込むという考えがあります。よって治療は肝臓に溜まったストレス・疲労を取り去るためのツボの中から、特に反応を示しているツボを選びだし、そのツボの中からストレスや疲労を取り除くような鍼をすることになります。
当院の場合は、身体中に無数にあるツボの中から、特に原因と関わりが深く、なおかつ反応の強い1ヶ所のツボを選び抜くことにより、絶大な効果を生み出す施術法を行っています。
患部に多くの鍼を刺すことはありません。
関節リウマチを治すための養生法
関節リウマチを治すためには、鍼の施術だけでなく、ご自身での養生法も重要となります。
まずは何度も説明しているように、精神的なストレスや疲労が主な原因なので、精神的なストレスとの向き合い方、疲れにくくなるための思考法など、生き方・考え方に関わる心の養生法が重要となります。
私は17年間、多くの病に苦しむ患者さんと向き合うことにより、病気が治りにくい患者さんの心のパターンを熟知しています。患者さんとの対話の中で、何が原因でストレスを溜め込みやすくなっているのか、疲れやすい精神状態にあるのかを見抜き、適切なアドバイスをさせていただきます。
それに加えて、風邪をひきにくくなるための生活習慣も重要です。運動・睡眠・食生活など、様々な観点から適切な養生法をお伝えします。
まとめ
ここまで東洋医学的な観点で関節リウマチについて解説してきました。
一般的に関節リウマチは治らないもの。薬で症状を緩和したり、進行を遅らせることしかできないものと思われています。
しかし、これまで説明してきたように、東洋医学的な観点で治療を行えば、効果をあげることは可能です。
現実的なことをいえば、関節が大きく変形したものを元に戻すことは難しいです。
しかし、関節リウマチで皆さんがお悩みなのは、痛みによる苦しみです。
薬を使っても痛みが取れなかったものが、薬を使わなくても痛みが消失し、喜んでくださる患者さんがたくさんおられます。
常に痛みの伴う人生は辛いものです。
「関節リウマチは、よくならないもの。」
そう決めつけるのはやめて、希望をもって病を克服してみましょう。
痛みのない人生を取り戻しましょう。
当院の施術を受け関節リウマチを克服された患者さんからの体験談を紹介させていただきます。
関節リウマチ、視力の低下

Q.当院に通院してどのように症状が変化しましたか?
私はリウマチ患者です。足や手の関節に加えて首も亜脱臼しており、痛くて動かすことが辛かったです。それと視力も低下していました。
知り合いの方から紹介していただいて家の近くの鍼灸院に行ったのですが、首の痛いところに直接針を打った時から20分位過ぎて針を抜いた後、ものすごく痛くて次の日には熱も出てしまいました。恐くなりすぐやめて、当院でお世話になろうと思い施術をお願いしました。
私の場合、体の一か所だけ針を打っただけで全く痛みもなく昨年の七月から半年くらいで首の痛みもなくなり、視力も回復し良くなってきています。当院は本当に本物の鍼灸院で続けてきて良かったと心から思っております。
神戸市在住 60代 女性
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
施術の流れ
院長からのメッセージ

当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。院長の原元氣です。
病院・整骨院・整体院に行っても治らない。そんな悩みでお困りの方が、「東洋医学なら治してくれるのではないか?」と希望を抱き、鍼灸院を探しておられることでしょう。
しかし残念ながら、多くの鍼灸院では「東洋医学の考えに基づく施術」を行っていません。実は現代医学的な考えに基づく施術を行っているのです。この事実は意外と知られていません。
ある調査では「伝統的な鍼灸を専門としている鍼灸院」は全体の4%以下という説もあるようです。当院は2008年に開院以来、「美容・整体・慰安・サプリの販売」などに手を出すことなく、「病を治すための鍼灸」だけに特化して追求してきました。
「ほかに色んな治療を試したけれど効果がない。東洋医学であれば解決法があるかもしれない。」このような希望を抱いている皆さんのために、「ほんものの東洋医学(伝統医学)による鍼灸」を提供することのできる、数少ない「最後の砦」となる鍼灸院であり続けたいと決意しています。
当院が選ばれる5つの理由
1. 東洋医学(伝統医学)に【専門特化】している

日本の多くの鍼灸院は西洋医学の考えに基づく鍼灸治療を行っています。東洋医学(伝統医学)は難解で修得が困難であり、多くの鍼灸師は学ぼうとしないのです。
しかし、それでは鍼灸の真の力を発揮できません。鍼灸だけでは治せないと考え、整体やマッサージなどを併用したり、経営のために美容鍼灸を取り入れる。このような考えで伝統的な鍼灸を修得し、患者さんの病を治すことはできません。
当院は全国でも数少ない東洋医学(伝統医学)に専門特化している鍼灸院です。
2. 初診の問診を重要視している

病を治すためには何が原因で、どのようなメカニズムで病が生じているのかを分析することが重要となります。
そのため当院では初診を特に重要視しています。ここで正確な情報を得て、正確な分析ができなければ効果を得る施術を行うことはできません。カルテ記入と問診だけで1時間以上かかってしまいますが、病を治すためにはどうしても必要な工程となることをご理解ください。
3. 治療で使用する鍼は【選び抜かれた1本】のみ

多くの鍼灸院では1回の施術につき十数本の鍼を使っています。しかし、複数の鍼を使ってしまうと身体の治ろうとする力が分散してしまいます。またどの鍼がどのように効いたのかを検証することができません。
選び抜かれた1つのツボに対し、最適な鍼を1本のみ使うことにより、身体の治ろうとする力を一極集中させて最大限に発揮しつつ、曖昧ではなく根拠のある正確な施術をすることが可能となります。
4.院長の【豊富な経験と実績】

当院では施術を行うのは院長のみとなります。
当院の院長は業界歴25年以上の経験があり、2008年の開院以来13万件以上の施術実績があります。
15年以上、学術団体や教育機関の講師も務めており、理論・技術ともに高いレベルの治療を提供できると自負しています。
5.これまでいただいた100件を超える【多くの体験談】

当院は2008年の開院以来、多くの体験談をいただいてきました。
患者さんからいただいた心のこもった体験談をぜひご覧になって下さい。
・鍼灸院専門の口コミサイト
・日本最大級の口コミサイト
・当院ホームページの
よくある質問
どれくらいの頻度で通えばよいでしょうか?
はじめのうち症状が軽減し、落ち着くまでは週に2回の頻度で通われることをお勧めします。
多くの患者さんが3カ月ほどすれば症状が緩和し、日常生活を送ることが楽になります。
目安として症状が7~8割程度軽減すれば、週に1回の頻度に減らしてもかまいません。残り2~3割程度の痛みは一気に取れないケースが多いので、その後はコツコツと根気よく治していく必要があります。
徐々に気にならない程度の痛みになれば、2週間に1回、月に1回と間隔を空けていきましょう。
西洋医学との併用は可能ですか?
もちろん可能です。
当院は西洋医学の治療を否定しておりません。薬を使うことにより、一時的にでも痛みや症状が緩和されているのであれば、そういった治療も並行しながら、東洋医学的な観点の治療も取り入れていただければと思います。
いずれは薬を使って症状を抑え込まずとも、根本的に問題を解決できるよう全力で施術させていただきます。
初診料
初回 11,000円(税込)
※2回目以降~ 5,000円(税込)
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