諸行無常。
仏教の教えで「この世のすべてのものは常に変化し、永遠に変わらないものはない」という意味です。
当院も年末から年始にかけて新たなスタッフが3名入り、ようやく新体制が整いつつあるかなといった感じです。
家庭の方も長男、次男、長女と大きな生活の変化があり、私も妻も周囲の大きな環境の変化に順応するのに一苦労しております。
開院して17年の間にいろんなことがありました。
諸行無常の教え通り、変わらないものはありません。
どんな出来事があったとしても、それは常に最善のための必然であり、何かしら学ぶべき事柄があるはずです。
目の前の些細な出来事にこだわることなく、執着せず、今を大事に生きることが重要だと年々実感します。
今を大事に生きることの積み重ねでこそ、充実した人生を送ることができます。
私の場合、毎朝一人目の患者さんから最後の患者さんまで、納得のいく良い治療ができるよう目標を定め、診療が終了するとその目標が達成できたかを確認することを日課としています。
家族の存在、スタッフに恵まれていること、毎日患者さんの治療に携われること、すべてが当たり前ではなく、いつ何が起きてもおかしくない中での奇跡のような毎日なのです。
当たり前ではない毎日を、どれだけ感謝して過ごすことができるか。
最後の最後まで悔いのない充実した人生を過ごすために、一日一日を大切にするよう意識をしてみましょう。
お電話ありがとうございます、
輝鍼灸院でございます。