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院長ブログ 「世界を癒す一本鍼」

院内勉強会 2024年3月

土曜日はOBスタッフも交えて院内勉強会を開催しました。

まずは診立て

問診から体表観察を経て病因病理を構築して弁証し、どの経穴を選ぶのかを思考する。

まずは鍼を刺す前の診立てに至る思考が大事です。

ここがズレていればどれだけいい鍼をしても効きません。

よって、この段階でどこまで病理を絞り込めているのかに関しては、割と厳しく指導しています。

きつい言葉になってしまうときもありますが、ここは理解してほしいところです。

気を感じて鍼を打てているか

その上でどのようなスピード感で刺鍼し、どのようなスピード感で抜鍼するのか。

鍼を抜いたあとのツボへの処置はどうするのか。

気を捉えた鍼ができているのか。

それぞれのレベルに合わせて指導しました。

鍼を刺すときだけでなく、まずはツボを捉えるところが大事であり、刺す以前の鍼の持っていきかたにも繊細さが求められます。

細かく言えばきりがないのですが、ここも妥協せず厳しく指導しています。

まだまだなところもありますが、総じてうちのスタッフたちはなかなかいい鍼をします。

みんなのやる気があるせいか、センスがいいのか。

それともやっぱり私の指導がよいせいか笑。

今年の楽しみ

今年はスタッフOBが2名開業予定。

うちを卒業したからには成功してほしいので、がっつり開院時のアドバイスもしています。

2人ともがんばってほしいです。

筆者プロフィール

原元氣 - Hara Genki -

輝鍼灸院 院長 / (一社) 北辰会 正講師 運営会議議長 / 森ノ宮医療学園 非常勤講師

2004年、北辰会創始者(現会長)である藤本蓮風先生に師事。内弟子生活を経て2008年に独立し、神戸市にて輝鍼灸院を開院。臨床の傍ら北辰会の正講師・運営会議長として会の運営および後進の指導に携わり、北辰会方式の啓蒙活動を行っている。日本では伝統鍼灸の真の価値が認知されておらず、美容鍼灸や現代鍼灸が主流となっている現状を覆すため、ブログや日々の臨床を通じて伝統鍼灸を広める活動をしている。

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