院内勉強会 2024年3月
土曜日はOBスタッフも交えて院内勉強会を開催しました。
まずは診立て
問診から体表観察を経て病因病理を構築して弁証し、どの経穴を選ぶのかを思考する。
まずは鍼を刺す前の診立てに至る思考が大事です。
ここがズレていればどれだけいい鍼をしても効きません。
よって、この段階でどこまで病理を絞り込めているのかに関しては、割と厳しく指導しています。
きつい言葉になってしまうときもありますが、ここは理解してほしいところです。
気を感じて鍼を打てているか
その上でどのようなスピード感で刺鍼し、どのようなスピード感で抜鍼するのか。
鍼を抜いたあとのツボへの処置はどうするのか。
気を捉えた鍼ができているのか。
それぞれのレベルに合わせて指導しました。
鍼を刺すときだけでなく、まずはツボを捉えるところが大事であり、刺す以前の鍼の持っていきかたにも繊細さが求められます。
細かく言えばきりがないのですが、ここも妥協せず厳しく指導しています。
まだまだなところもありますが、総じてうちのスタッフたちはなかなかいい鍼をします。
みんなのやる気があるせいか、センスがいいのか。
それともやっぱり私の指導がよいせいか笑。
今年の楽しみ
今年はスタッフOBが2名開業予定。
うちを卒業したからには成功してほしいので、がっつり開院時のアドバイスもしています。
2人ともがんばってほしいです。
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