胃腸の弱いひとは湿気に弱い。
今日は湿度も気温も高く、気怠さに悩まれた方が多かったのではないでしょうか?
院内も除湿を入れて、なるべく快適な環境で治療を受けていただけるように配慮していました。
東洋医学的には、胃腸の弱い人ほど湿気の影響を受けやすいと考えます。
食べたり飲んだりしたものを消化吸収し、必要なものを身体に取り入れ、不要なものを排出するのが胃腸の役割なのですが、胃腸の弱い人は不要なものを排出することが不得意です。
特に、胃腸が弱ると体内の湿気をさばく力が衰えるので、梅雨などの湿度の高い時期は体調を崩す方が多くなるのです。
ですから胃腸に不安がある方は、今の時期から梅雨に備えて体調を整えておく必要があります。
いくつか対策法をあげておきます。
1.運動をすること。
東洋医学では、手足をよく動かすと胃腸の働きがよくなるという考えがあります。
ですから、なるべく身体を動かしておくことが胃腸の養生になります。
その際、なるべくハードになりすぎないよう、軽めの運動をしていただくことをおススメします。
2.食べ過ぎをしないこと。
胃腸の弱い人は、そもそも許容量が普通の人よりも少なめです。
ですから、周囲の人と同じ量を食べていても負担になってしまいます。
自分が思っているよりも、さらに少なめにしておくことが養生のコツです。
3.冷たいものを控えること。
温かいものよりも冷たいものの方が胃腸に負担がかかります。
暑くなってきますが、なるべく温かいものか常温のものを選んで飲むようにしましょう。
まとめ
代表的なものを3つあげましたが、あとは胃腸が弱っている原因によって養生法も細かに変わってきます。
気になる方は治療の際、お気軽に質問してください。
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