【養生】春特有の病が増加中
立春が過ぎたころから、春特有の症状でお悩みの患者さんが増えています。
めまい、花粉症、鼻炎症状もそうですが、アトピーなどの皮膚疾患も一時的に悪化する方が多くなります。
春は冬の間に溜め込んでいた疲れが噴き出してくる時期でもあります。
これらの症状は溜め込んでいた疲れが噴き出たがゆえに起こる症状が多いのです。
風邪や胃腸炎も多く、西洋薬である程度治っているのだけれども、何かすっきりせず、咳や胃腸の不調などが残る人も多く見受けます。
それは薬でなんとか症状を抑え込んでいるけれども、治っているわけではない状況なので、早めに鍼に来て根本的に解決しておきましょう。
この時期の養生
冬の間にしっかり養生していた方はよいのですが、年末年始にかけて生活習慣が乱れていたり、年度末で仕事が忙しかったりといった下地があるところに春を迎えると一気に体調が悪化します。
この時期は冬の間におとなしくしていた気が動き出します。
その動きに応じて心と身体も動かしていかないと、気が鬱々としてめぐらず、その状況が続くと爆発してしまいます。
ぼちぼち散歩を増やしたり、身体を動かして活動的になっていきましょう。
日中はしっかりと身体を動かし、夜はお風呂で身体を温めて緩め、なるべく早めに布団に入り、たっぷりと睡眠をとって下さい。
疲労感を感じる、肩がこってきた、寝つきが悪くなっている、これらの症状がでている方は、早めに鍼を受けたり、いつもより多めに治療にきておいて下さい。
その方が健康を保て、仕事も勉強も家事もはかどります。
本格的な春を健康に迎えるために、今が大事な時期です。
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