鼻づまり(鼻閉・鼻塞)

鼻づまりに対する当院の考え

鼻塞とは、鼻孔が閉塞して鼻呼吸ができないことで、「鼻閉・鼻づまり」に相当します。

 

鼻詰まりといっても、東洋医学的にはいくつかのタイプに分けることができます。

何が原因で、どのようなメカニズムで、どのタイプに該当するのかをまずは明確にする必要があります。

以下、タイプ別に解説していきます。

  • 風寒(ふうかん)
  • 風熱(ふうねつ)

この2つのタイプは、いわゆる風邪(かぜ)によるものですが、寒熱の違い(冷えか?熱か?)があります。

風寒タイプは冷えによる風邪なので、うすくサラサラとした鼻水や悪寒を伴います。

風熱タイプは熱による風邪なので、黄色で粘稠な鼻水があり、咽喉の痛みや口の渇きを伴うことが多くなります。

この2つのタイプは風邪によるものなので、基本的には風邪を治すための施術を行うことになります。

  • 肺経鬱熱(はいけいうつねつ)
  • 肝胆湿熱(かんたんしつねつ)

この2つのタイプは、どちらも熱によるもので慢性化しやすいものです。病名でいえば慢性鼻炎・副鼻腔炎などが相当します。

肺経鬱熱は黄色で粘稠な鼻汁があり、嗅覚の低下を伴いやすい。このタイプは風邪をこじらせて発症することが多くなります。

肝胆湿熱は、汚臭をともなう多量の黄色で粘稠な鼻汁であり、口の苦み・めまいなどを伴うことが多くなります。精神的ストレスや飲食の不摂生のある方が発症しやすくなります。

鍼灸院に来られる方は耳鼻咽喉科などでも効果を見いだせない慢性的な症状でお困りの方が多く、この2つのタイプを基本とした患者さんが多い傾向にあります。

  • 肺腎両虚(はいじんりょうきょ)

最後の1つですが、こちらは虚証といって特に肺と腎を主体とした身体の弱りが根本にあります。このタイプの場合は、身体全体に乾燥症状が現れます。鼻腔が拡大し、乾燥した痂皮が付着するという特徴があります。萎縮性鼻炎に相当します。ご高齢の方や、病の慢性化にともなって発症することが多くなります。

  • 肝鬱気滞(かんうつきたい)

最後に、臨床的には肝鬱気滞(かんうつきたい)と呼ばれる、精神的なストレスにより気が滞ったことによる鼻塞もあります。この場合は、精神的なストレスにより気の滞りを巡らせるツボに鍼をすることになります。症状に左右差があり、精神的な問題が症状の増減に影響するという特徴があります。

当院では、これらのタイプのうち、どのタイプに該当するかを分析し、そのうえでもっとも適切なツボを1ヶ所かで選んで鍼をします。

お悩みの方はお気軽にご相談下さい。

動悸、のぼせ、不眠、鼻炎、全身の怠さ

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Q1.当院に来られる前に、どのような症状でお悩みでしたか?
動悸、のぼせ、不眠、鼻炎、全身の怠さ

Q2.お悩みの症状は、当院の治療を受けられてどのように変わりましたか?
マシになりました。

特にアレルギー性鼻炎は以前より改善された気がします。

Q3.他の鍼灸院で治療を受けられたことがあれば、当院との違いを教えてください。
今まで通ったことのある鍼灸院は効果が感じられなかったので、効いている感があってありがたいです。

Q4.北辰会方式や1本鍼に対する感想をお聞かせください。
もっと刺せば効くのでは?と思わなくもないですが、効果があるので「そういうものか」と納得しています。

C・Hさん 神戸市在住 30代 女性

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

副鼻腔炎、原因不明の激しい頭痛

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Q.来院のきっかけは?
最初に輝鍼灸院に足を運んだのは、原因不明の激しい頭痛で目も開けられなかったことがきっかけです。持病の副鼻腔炎の影響と思ったけれど、今まで経験したことの無いひどい痛みだったので、これは東洋医学、鍼灸なら何とか解決するのではないかと、直感でピンと来たのです。

たまたま、娘を出産したクリニックで助産師さんに、原先生のことを紹介していただいたことを思い出し、即座に連絡したことがすべての始まりでした。

Q.治療を受けてどのように変化しましたか?鍼灸の印象は変わりましたか?
私の突然の頭痛の原因は、気が上がり過ぎ、極度に体が緊張していたことだと言われ、これを解決する方向で治療していけば、副鼻腔炎や体の冷えなど、他の持病も一緒に解決されるという先生の説明を受け、ほぼ毎日10日間通いました。

すると、説明をいただいた通り、頭痛はなくなり、鼻水も止まり、手足などの末端の冷えもとれて、体が緩んだ感覚が手に取るようにわかりました。初めての育児と仕事の両立で、体が疲れきっていたのですね。子供が生まれてから2年間の疲れがたまりにたまり、そのツケが一挙にやってきたというわけなのです。

以前、海外で暮らしていた時から、副鼻腔炎の問題など、中国人の先生に鍼で助けてもらっていたので、鍼の凄さは知っていましたが、原先生の「人間の体を木に例えたら、“幹”となるところに1本だけうつ方式」は初めてでした。治療を受け始めると、自分の心と頭と体がとても納得しているように思われ、実際にしっかりとした結果が毎回出ていたので、ただただ感動でした。

特に、治療に通う前は、子供に授乳をするときに、毎回噛まれていたのですが、鍼に通うようになったその日から、まったく噛まなくなったことは、私にとっての最初の驚きでした。お母さんの疲れきった体に流れる血液から作られる母乳は、あまりにまずかったのでしょうね。噛まなくなったのは、鍼治療のお蔭で血液が浄化されて、母乳がおいしくなったとしか考えられません。何とも不思議な話ですが、科学では証明しきれない、これが人間の体の神秘というものなのでしょうね。

その後は私の体調管理のみならず、娘が便秘や風邪、中耳炎、ものもらいまでも、普通なら医者に診せて薬を使う場面でも、すぐに直接手を施し、対処してくださる原先生のところにつれていくようになりました。

最近では、先生に体を整えていただいているおかげで、43歳という高齢で、しかも仕事を持つ身の私が、第2子を授かることもできました。本当にありがたいことです。只今、お腹の子も順調に成長を続け、来年5月の出産を待つばかりです。今後、妊娠後期や産後の体の疲れも、先生に鍼をうっていただくことで、軽減していけると思うと、とても気が楽です。

私のこれからの人生、悪くなってから助けてもらうのではく、これといった大きな症状がなくても、予防医学的に、月に1、2回など、たまに先生に鍼をうっていただくことで、体調を良い状態でキープしていけたら良いなと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Q.輝鍼灸院の印象は?
“鍼灸”というもの自体、無理やり薬などで症状を抑えこむのではなく、自然治癒力を引き出して自分で治すように促してくれるので、人間の心と体に対するLove(思いやり)を感じるのですが、原先生を始め、輝鍼灸院のスタッフの方々にも、いつも患者さんに対するとても暖かいものを感じます。

同じく輝鍼灸院に通う知人とも話していたのですが、あれだけいろんな問題を抱えた患者さんたちが、毎日たくさん来られるところなのに、病院のような暗くて重苦しい雰囲気が、輝鍼灸院にはまったく感じられません。行けば、いつもすがすがしく、朗らかな雰囲気が私たち患者を迎えてくれるのです。

そして原先生の確かな技術ととても親切な対応は、私たち患者の大きな安心感を生みます。皆さん、原先生の「大丈夫です、治りますよ。」という言葉は、本物ですよ!!信用して大丈夫です!!

森宏子さん 神戸市在住 40代 女性

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

排卵障害・橋本病・頭皮のニキビ・鼻炎・不妊

1. 当院に来られる前に、どのような症状でお悩みでしたか?

きっかけは不妊クリニックで排卵障害と橋本病を指摘されたことです。

西洋医学では根本治療法はなく、排卵誘発剤とチラージンというホルモン剤を飲むしかないと言われて、一生薬を飲むのか・・と落胆していました。

それ以外にも足先が夏でも冷たい、頭皮にたくさんニキビができる、食後にお腹がはる、一年中鼻炎と小さな不調がたくさんありました。

2. お悩みの症状は、当院の治療を受けられてどのように変わりましたか?

私の不妊は腎と肝の疲れから来ており、年中冷え性なのもそこが原因と教えていただきました。

また湿熱という悪いものが原因で甲状腺(橋本病)、鼻づまり、頭皮のニキビ、肌荒れにつながっているとのことでした。

排卵障害や橋本病は、まだ病院で検査を受けていないのですが、冷え・鼻づまり・頭皮ニキビ・お腹のはりはほぼ完治しているので、きっと良い方向に治っていると思います。(まだ通院して1カ月なのにすごい!)

3. 他の鍼灸院で治療を受けられたことがあれば、当院との違いを教えてください。

今まで2院行ったことがあります。どちらも神戸では有名なところです。他院ではツボの反応を見ることはあっても、脈診や舌診はしていなかったです。

体中にハリを刺されるのにあまり治っている感覚がなく、行かなくなってしまいました。こちらでは全身くまなくチェックしていただき、確実に治っている実感があります!!

4. 北辰会方式や1本鍼に対する感想をお聞かせください。

西洋医学は時にとても役に立つ一方で、害になっている部分も大きいと思います。不妊治療で身も心もボロボロになっている友人がたくさんいるので、身にしみて実感します。

西洋医学では治せない根本から体を整える方法は、一本鍼以外にないのではないかと思っています。私は2人目不妊であせっていましたが、今はクリニックに通うのはストップし、こちらで週2回診ていただいています。

時間は少しかかるかもしれませんが、体全体を整えて生んだ方がきっと赤ちゃんも10か月快適にすごせるだろうと思っています。

数値で見える訳ではないけど確実に治っている実感があるので精神的ストレスはほぼなく、むしろとても明るく有意義な不妊治療ができていると思っています。

自分と同じように不妊に苦しむ女性に1本鍼が広まってほしいと思います。

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

施術の流れ

写真は左右にスライドできます

①カルテ記入

ご来院いただき、まずは3枚のカルテに情報をご記入いただきます。主訴の症状だけでなく、睡眠・食事・運動習慣など多岐に渡りますが、まずは主訴だけでなく身体全体の情報を把握することが重要となります。(所要時間約30分)

②問診

カルテをもとに問診を行います。問診には30分~45分ほど時間がかかります。途中で体調が悪くなった場合は、遠慮なくお伝え下さい。

③カルテ分析

問診でお伺いした内容をカルテにまとめ、東洋医学の観点における「病のメカニズム」を分析します。正確な治療を行うために、とても重要な工程となります。

④施術

カルテ分析の結果を踏まえ、身体の状況を観察させていただき、治療方針を明確にして1本の鍼を打ちます。施術はすべて院長が行います。

⑤今後の施術計画と養生指導

施術後は今後の施術計画(通院のペース、どれくらい時間がかかるか等)と、お身体に合った養生指導(精神・食事・運動)を提案させていただきます。

⑥お会計

最後に受付でお会計と次回のご予約(ご希望の方のみ)を済ませて終了となります。

院長からのメッセージ

院長写真

当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。院長の原元氣です。

病院・整骨院・整体院に行っても治らない。そんな悩みでお困りの方が、「東洋医学なら治してくれるのではないか?」と希望を抱き、鍼灸院を探しておられることでしょう。

しかし残念ながら、多くの鍼灸院では「東洋医学の考えに基づく施術」を行っていません。実は現代医学的な考えに基づく施術を行っているのです。この事実は意外と知られていません。

ある調査では「伝統的な鍼灸を専門としている鍼灸院」は全体の4%以下という説もあるようです。当院は2008年に開院以来、「美容・整体・慰安・サプリの販売」などに手を出すことなく、「病を治すための鍼灸」だけに特化して追求してきました。

「ほかに色んな治療を試したけれど効果がない。東洋医学であれば解決法があるかもしれない。」このような希望を抱いている皆さんのために、「ほんものの東洋医学(伝統医学)による鍼灸」を提供することのできる、数少ない「最後の砦」となる鍼灸院であり続けたいと決意しています。

よくある質問

Q.鍼灸というと、痛い・怖い・危険というイメージがあるのですが・・・

A.当院では基本的に鍼は1本のみであり、鍼の深さも皮膚表面に浅く数ミリしか刺すことはありません。

また鍼灸師の国家資格を取得して20年以上、開院以来13万件の実績がある院長が施術しますのでご安心ください。また当院にも若いスタッフは所属しておりますが、最低3年は修業し、規程の試験に合格した者でなければ施術はさせておりません。

※2024年12月現在、院内での施術は院長のみとなっております。

Q. どのくらい通えばよくなりますか?

A. 病や症状の程度により、どうしても個人差はありますが、急性疾患の場合は早い段階で良くなることが多いのですが、慢性疾患の場合、2~3カ月以内には身体に変化が現れ、日常生活は楽になることが多くなります。

その後は、

①しばらく継続しなければならない

②ときどきメンテナンスに通う方がよい

③いったん施術を終了してもよい

など、皆さんにあった施術計画をご提案させていただきます。不明な点があれば遠慮なくご相談いただければと思います。

初診料

初回 12,000円(税込)
※2回目以降~ 6,000円(税込)

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(※火曜午後、木曜、日祝は休診です。)

輝鍼灸院