無理をしてしまう癖を治す。

治療をしても、繰り返し肩を凝らし、眠れなくなり、疲れを溜め込むという方は多く見受けられます。

こういった方の多くは、「無理をしてしまう癖」をお持ちです。

疲れているんだけど、なんとか体力的にできそうだから、なんとなく無理をしてしまう。

家事や仕事だけでも忙しいのに、家族からの頼まれごと、友人とのお付き合いなど、なぜか無理を押し通してしまう。

思い当たる方は多いのではないでしょうか。

この癖を治さない限り、無限ループで一生疲れ続けることになります。

 

誰にでも許容量というものがあります。

それを超えるような無理をしてしまうと、どんなに鍼で調えてもすぐに疲れが溜まってしまい、調子を崩してしまいます。

ですから、やはり自分の許容量を知ること。

これ以上やってしまえば、また身体を壊してしまうな。

ここらへんでやめておこう。

こういった感覚をつかむことは重要です。

 

私自身も、年齢とともに許容量が減ってきていることを実感しているので、以前よりも無理をしないように調整をしています。

30代の頃は無理をして24時を過ぎてもPCに向かって作業をしていましたが、40代も後半を迎えた現在は、22時以降はPCを開かないようにし、何よりも睡眠の時間と質を確保することに努めています。

睡眠をしっかりとると、翌日の体調が良くなるので、結果的に仕事の質も上がり、効率化を図れます。

無理をして体調を崩し、不機嫌な状態で過ごすよりも、できるだけよい体調を保ち、日々機嫌よく、よい仕事ができることを最優先しているのです。

 

なんとなく無理しがちで、常に体調が優れない方は、ぜひ自分の許容量を知り、「明日、機嫌よく過ごすために、これくらいでやめておこう。」と決断する習慣をつけてみてください。

心も身体も健康に過ごすことができるはずです。

輝鍼灸院