【深堀解説】癲癇(てんかん)と東洋医学

神戸市東灘区でてんかん・発作や前兆の不安でお悩みの方へ

このようなお悩みはありませんか?

  • 抗てんかん薬を服用しているが、体調不良や疲労時に発作や前兆(ピクつき・脱力・違和感)が出る

  • 薬の副作用(強い眠気、頭がぼーっとする、ふらつき、倦怠感)で日常生活や仕事がしんどい

  • 病院で「一生薬を飲み続けるしかない」と言われたが、少しでも発作頻度や薬の負担を減らしたい

  • 季節の変わり目、寝不足、ストレスや天候の急変で脳の緊張・過敏さを感じやすい

  • 発作がいつ起きるかわからない恐怖感や、それに伴う自律神経の乱れ・不安感が強い

  • 小児てんかんや思春期の発作に対して、お薬以外の体に優しいケアを併用したい

てんかんは発作自体のつらさに加え、「いつ発作が起きるかわからない」という絶え間ない緊張と不安が自律神経をさらに過敏にさせ、悪循環に陥りやすい疾患です。

てんかんの原因とは?(西洋医学と東洋医学の視点)

西洋医学(現代医学)の視点

西洋医学におけるてんかんは、脳の神経細胞(ニューロン)が一時的に過剰な電気的興奮(異常放電)を起こすことで、意識障害やけいれん、感覚の異常などを引き起こす脳の慢性疾患です。

投薬治療(抗てんかん薬)は神経の興奮を抑えるために極めて重要ですが、ストレス、過労、睡眠不足、自律神経の乱れなどが引き金(誘因)となって脳の過興奮が起こりやすくなることが知られています。

東洋医学の視点:「癇証(かんしょう)」と内風(ないふう)・痰熱(たんねつ)

東洋医学では、てんかんを「癇証(かんしょう)」と呼び、五臓のうち「肝(かん)」「脾(ひ)」「腎(じん)」のバランス崩れが脳(神明・心)をかき乱すことで生じると捉えます。

  1. 肝風内動(かんふうないどう):

    ストレスや自律神経の乱れ、過労によって「肝」の気が激しく昂ると、体内で突風が吹き荒れるような状態(内風)が発生し、これが脳へと吹き上がることで突然のけいれんや意識の乱れを引き起こします。

  2. 痰迷心竅(たんめいしんきょう):

    胃腸(脾)の弱りや代謝不良により生じた余分な水分・老廃物(痰湿)が、熱を帯びて脳の通り道(心竅)を塞ぐことで、意識の消失やぼーっとする状態が生じます。

  3. 腎陰の不足(虚損):

    生まれつきの体力不足や長期の闘病、疲労によってお身体を潤し冷やす力(腎陰)が弱ると、脳の興奮熱を抑えきれなくなります。

つまり東洋医学では、脳だけの問題として捉えるのではなく、「体内に風や熱、痰(老廃物)を生み出し、脳を過敏にさせているお身体全体の偏り」を整えることを最重要視します。

当院(輝鍼灸院)の「一本鍼」によるアプローチ

てんかんの施術において、当院では頭部や首周りにたくさんの鍼を刺すような過剰刺激は行いません。

てんかんを抱えるお身体は神経系が非常にデリケートになっており、強い刺激や多数の鍼はかえって脳へのストレス・過緊張を招くリスクがあるためです。

1. 徹底した問診・脈診・腹診(弁証論治)

発作のタイプ(けいれん、欠神、前兆の有無など)だけでなく、睡眠の質、胃腸の状態、天候による変化、日頃のストレス度合いを詳細に分析し、「風」「熱」「痰」「陰虚」のどこに根本原因があるのかを特定します。

2. たった「一本のツボ」で脳の過興奮を鎮める

手足や背部などにある最適なツボへ一本の鍼を施します。 体内の熱を逃がし、吹き上がる「風」を鎮め、自律神経の副交感神経を優位に導くことで、脳の異常放電が起きにくい穏やかな体内環境を作ります。

3. 現代医療(投薬)との安全な併用

当院の鍼灸施術は、現在病院で処方されている抗てんかん薬の治療を邪魔することはありません。 お身体の自然治癒力や自律神経を整えることで、「体調が安定して発作の頻度や強度が減る」「主治医の判断のもとで徐々に減薬を目指せる土台を作る」ことを目的としています。

てんかんや発作の不安を抱えるあなたへ

「薬だけに頼る日々に不安を感じている…」

「発作の恐怖から解放されて、安心して毎日を過ごしたい…」

てんかんによる脳の過敏さは、お身体の内側のバランスを整え、自律神経の緊張を解きほぐしてあげることで、大きく落ち着かせることができます。

一人で抱え込まず、東洋医学の根本アプローチである当院の「一本鍼」による施術をぜひ一度ご相談ください。

院長からのメッセージ

院長写真

当院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。院長の原元氣です。

「病院や整体、様々な場所を回っても、この不調は変わらないのだろうか……」 そんな出口の見えない不安を抱えながら、藁をも掴む思いでこのページに辿り着かれたことと思います。「東洋医学なら、この身体の根源に届くかもしれない」——その小さな、しかし切実な希望を、私は決して裏切りたくありません。

残念ながら、世の中の鍼灸院の多くは、対症療法としての刺激に留まり、東洋医学の本質を追求している場所は限られています。だからこそ、私は2008年の開院以来、ただ一つ「東洋医学に基づき、病を根本から治すための鍼灸」だけを追求し続けてきました。

多くの治療を試され、それでもなお苦しんでいる方へ。どうか、諦めないでください。あなたの身体が持つ「本来の調和」を取り戻すために、東洋医学には数千年の知恵があります。私はその智慧を携え、あなたの回復を最後の一瞬まで支え抜く「最後の砦」であり続けたいと決意しています。

一度、あなたの身体が語る声を、私に聞かせていただけませんか。

輝鍼灸院